私たちは、なぜ車のメンテナンスをするのでしょうか。突然の故障を防ぐため、新車当時と変わらぬ燃費を保つため、思わぬ事故を防ぐため、長距離走行前の安全チェックのため・・・など、色んな理由がありますよね。

 

快適なカーライフのためには、欠かせないメンテナンス。その代表格といえば、オイル交換、タイヤ交換、洗車、車検などです。ここら辺を押さえておけば、とりあえずは問題ないと思う方は多いのではないでしょうか。

 

せっかく車をメンテナンスするなら、愛車が長持ちするコツがわかればいいですよね。さらに、そのコツを押さえれば、愛車の状態が良いまま保たれるので、将来査定が有利になる場合もあります。

 

このメンテナンスコラムのシリーズでは、数ある車のメンテナンスの中から、カンタンに取り入れられるものをご紹介します。コツを押さえて賢くメンテナンスして、愛車の寿命を延ばすのもよし、将来の査定に備えるのもよし。ぜひご覧ください。

 

 

 

ブッシュとは？

ブッシュは、おもにサスペンションやアームといわれる部品の可動部や、エンジンを支える部分に付いているゴム製部品のことです。

 

サスペンションは、大きく分けてスプリングとダンパーに分かれますが、路面から伝わる振動を吸収するパーツです。

アームは、サスペンションと自動車のボディとを連結する部品で、乗り心地やハンドリング性能に影響する部品です。

また、自動車のエンジンは、ボディに直接乗っているのではなく、エンジンマウントブッシュという部品で固定されています。

 

こういった自動車の振動を受けとめる部分に“ブッシュ”は使用されています。ブッシュは、ゴム製のものがほとんどで、たわんだりねじれたりすることで振動や衝撃を吸収してくれます。

 

そして、一般的な市販車では、この“たわみ・ねじれ”を積極的に利用することで、乗り心地とハンドリングを決定しています。

 

また、サーキットを走るようなチューニングカーには、ウレタンブッシュというものが使用されていることがあります。

 

ウレタンブッシュは、ゴムほどたわんだり、ねじれたりしません。これは、ゴムの特性である振動や衝撃を吸収することよりも、チューニングカーではダイレクトな操作感を求めるためです。

 

それぞれの部品が動くたび、つまり走行している間はずっと、ブッシュは仕事をしていて、乗り心地やハンドリングに貢献してくれています。

 

ところが、ゴムでできているため、劣化してヒビが入ってしまうこともあるので、乗り心地が悪くなる前に交換したほうが良いとされています。

 

なかには、ダンパーのブッシュがへたったことで車両が下がる、なんて事例もあります。

 

普段乗っている分には、あまり目にすることもないゴムパーツですが、無くてはならないのがブッシュです。ただ、車を所有している方の中でも、交換しているオーナーは少ないと思われます。

 

交換が必要だとすれば、どれくらいの頻度で必要なのでしょうか。

 

 

 

ブッシュの交換はどのタイミング？

 

ブッシュの交換の目安は、一般的に10万kmとされています。10万kmも乗らないで手放すユーザーも多いため、聞きなれないのも当然といえば当然です。

 

ブッシュは、前述のようにハンドリングやサスペンションの動き、乗り心地に影響するので、鋭いドライバーなら新品に交換した際に、乗り味の変化に気づくこともあるでしょう。

 

劣化が始まると最悪の場合、破断してしまうことがあるので、ある程度走行を重ねた車両では、定期的にチェックしてもらいましょう。車検時がいいかもしれません。

 

また、ブッシュ自体、使い続けることで硬化すると先ほど説明しました。硬化するだけなら良いのですが、パーツを支える穴が広がってしまったり、硬くなったことで切れてしまったりといったトラブルが発生することがあります。

 

ひどい例では、ブッシュが抜けてしまい、サスペンションがボディから外れてしまう、というような事態も・・・想像すると怖いですね。

 

 

 

作業の依頼は、認証マークまたは指定マークのある分解整備工場で

愛車を、快適に長く乗ろうと考えている方は、定期的にブッシュの状態チェックを依頼しても良いかもしれません。

 

ただ、ブッシュ交換するのは非常に手間がかかります。個人レベルで作業できる人は、ごく少数です。

 

自分では、どのような状態なのか判断が難しいブッシュは、距離を目安にするよりは、状態を確認してもらいながら、交換の判断をした方が良さそうです。

 

ブッシュを交換するためには、車体をリフトアップしたり、エンジンマウントブッシュを交換するとなると、エンジンクレーンなどの専用工具が必要だったりします。

 

認証マークや指定マークのある分解整備工場へ依頼することを強くおすすめします。

 

しかし、プロショップといっても多くあり、いったいどこに頼めばよいのか悩むことがあるかもしれません。

 

そんなときは、会宝産業にご相談ください。私たちの取引先には、信頼できるプロショップが多くあります。その中から、あなたにぴったりのショップをご紹介します。

 

電話　0120-81-4821

メール　sales@kaiho.co.jp

 

問い合わせフォームはこちら

 

 

 

日本全国のお客様からクルマを買取っています

いかがでしたでしょうか。

ブッシュは普段見えない部品ですが、エンジンの振動を抑えたり、乗り心地にも影響したりと、重要な部分です。しっかりメンテナンスしているかどうか、作業記録などを確認し、自分で把握しておくことが、安全で快適なカーライフを送るうえでは大切です。

快適なカーライフのためにも、この記事で紹介したコツを押さえて、楽しく賢くメンテナンスしましょう。10年後の査定に泣くか、笑うか、あなた次第です。

 

 

私たちは、どんな車でも買取っています。まだまだ走れる年式の新しい車はもちろん、動かなくなった、車検が切れた、廃車にしたい、事故を起こした、放置したままの車、さらにバス、トラック、フォークリフト、重機、農機など、すべての車を買取ります。車本体の査定だけでなく、部品も一つ残らず査定して買取るので、適正金額をご提示できます。

 

あなたが大切に手をかけてきた愛車も、プロの査定士がすべてをチェックし、その価値を正しく査定します。車を売ろうと思ったときは、ぜひ一度お問い合わせください。

 

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