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車の価値を高める方法

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クルマの価値が上がる?!将来査定が有利になるメンテナンス ~ブレーキ周り編~

 

私たちは、なぜ車のメンテナンスをするのでしょうか。突然の故障を防ぐため、新車当時と変わらぬ燃費を保つため、思わぬ事故を防ぐため、長距離走行前の安全チェックのため・・・など、色んな理由がありますよね。

 

快適なカーライフのためには、欠かせないメンテナンス。その代表格といえば、オイル交換、タイヤ交換、洗車、車検などです。ここら辺を押さえておけば、とりあえずは問題ないと思う方は多いのではないでしょうか。

 

せっかく車をメンテナンスするなら、愛車が長持ちするコツがわかればいいですよね。さらに、そのコツを押さえれば、愛車の状態が良いまま保たれるので、将来査定が有利になる場合もあります。

 

このメンテナンスコラムのシリーズでは、数ある車のメンテナンスの中から、カンタンに取り入れられるものをご紹介します。コツを押さえて賢くメンテナンスして、愛車の寿命を延ばすのもよし、将来の査定に備えるのもよし。ぜひご覧ください。

 

 

 

ブレーキとは?

ブレーキとは、制動装置とも呼ばれていて、走行中の自動車のスピードを落として停止させるのに必要な装置です。

 

主にメンテナンスする部分には、ブレーキパッド、ブレーキローター、ブレーキオイルがあります。ブレーキは、安全に直結する部分なので、車検時以外にも気にかけることで思わぬ事故を防ぐことができます。

 

国土交通省によると、整備不良が原因となった事故の中で、ブレーキ装置の整備不良に関する事故が約2割との分析結果が確認されました。整備不良が原因の事故件数は、毎年数十件発生しています。これは決して他人事ではなく、だれの身にも起こり得ることであるといえます。ブレーキがきかなくなるなんて、考えただけでもゾッとしますよね。定期的な点検で、安全を守り抜きましょう。

 

 

 

ブレーキローター、ブレーキパッドとは?

ブレーキパッドとブレーキローター

 

ブレーキローター、ブレーキパッドは、制動をおこなう重要な部品で、ホイールの内側にあります。ブレーキローターは、ホイールと一緒に回転している金属の円盤です。ブレーキパッドは、このブレーキローターを挟み込むように両側に設置されています。

 

ブレーキをかけると、パッドがローターを両側から挟み込むことで、パッドとローターの間で摩擦が発生し、タイヤの回転が止まる仕組みになっています。

 

ブレーキ時に異音がしている車を見かけたことはありませんか。あの異音は、ブレーキパッドの摩耗が原因の場合があります。ブレーキパッドが摩耗すると、パッドの台座部分とブレーキローターが直に接触して異音がするものもあれば、もともとある程度摩耗すると異音がするように設計されているものもあります。

 

 

 

ブレーキローター、ブレーキパッドの交換時期は?

 

ブレーキローター

ブレーキローターの交換時期は、使用状況などによって異なりますが、一般的に10kmといわれています。パッドが当たる部分にクラック(亀裂やひび割れ)が入っていたり、レコード盤のような溝が入ってきていたりすると、とても危険ですので、距離を待たずに交換した方が良いです。

 

 

ブレーキパッド

ブレーキパッドの交換時期は、23kmとも4~5kmともいわれますが、車の重さが重いほどブレーキパッドは減りやすくなります。

 

また、近年ではAT車が大半を占めています。AT車は、MT車に比べてフットブレーキを多用するので、減りやすい傾向にあります。

 

摩耗する部分の厚みは、新品で約10mmほどですが、これが4mmほどになっていたら要注意です。

以前交換してから時間が経っていると、摩耗する部分の性能が低下している恐れもあるからです。

 

 

 

ブレーキオイルとは?

ブレーキオイル(ブレーキフルード)とは、ブレーキペダルを踏んだ力をブレーキパッドに伝達させるために必要なオイルです。

 

近年の自動車の多くに、*¹油圧式ブレーキが採用されています。油圧式ブレーキは、ブレーキオイルに圧力をかけることで作動します。

 

また、自動車の*²ABSは、ブレーキオイルの流れる量や圧力を機械的に調節することでブレーキの効きを調整しています。

 

ブレーキローター、パッドは、タイヤが回転している力を摩擦によって熱エネルギーに変換することで回転を止めています。その熱は、ブレーキローターなどから放熱されますが、このブレーキオイルにも伝わってきます。

 

この熱によって、ブレーキオイルが沸騰してしまうことを【ベーパーロック現象】といいます。ブレーキオイルが沸騰し、気泡が発生してしまうと、いくらブレーキペダルを強く踏んでも、気泡を圧縮するだけでブレーキが作動しなくなります。通常走行では起こりにくいですが、遠出などで山道を走る時に注意が必要です。

 

 

*¹油圧式ブレーキとは、ブレーキオイルに圧力をかけることで作動するブレーキのことです。これに対して、自転車によく用いられている、ワイヤーで作動するブレーキは機械式ブレーキといいます。

 

*²ABSとは、Anti-Lock Brake System の略。ブレーキ時にタイヤがロック(回転が止まること)しないようにするシステムのことです。雪道など、滑りやすい路面や緊急時などにブレーキを強く踏むと、タイヤがロックしてしまいます。タイヤがロックすると横滑りしてしまい、ハンドルが効かなくなったり、制動距離が大幅に伸びてしまったりするため、これを防ぐための機構がABSなのです。

 

 

 

ブレーキオイルの交換時期は?

ブレーキオイルのリザーバータンク

一般的に、ブレーキオイルの交換時期は24年といわれています。車の種類や使用頻度、使用状況によっても変わってきますが、ブレーキオイルは劣化の具合が分かりにくいことなどから、車検ごとに交換するケースが多くなっています。

 

ブレーキオイルは、新品だと薄い黄色っぽい色ですが、劣化すると茶色→黒色と変色していきます。ブレーキオイルの状態は、*³リザーバータンクから見ることができます。リザーバータンクは、ボンネットの中にあるので、ボンネットを開ければ自分で確認することができますね。もし、ブレーキオイルが黒ずんでいるようなら、交換することをおすすめします。

 

 

*³リザーバータンクとはオイルや冷却水などの予備タンクのことです。リザーバー=備蓄、予備、予約などの意味があります。

 

 

 

作業はちゃんとした工場で

プロによる自動車の整備

Youtubeなどで、車のメンテナンスの作業動画を見ることができますよね。しかし、先述したように、ブレーキは安全に直結する大事な部分です。一歩間違うと、ブレーキが効かなくなり、大惨事につながりかねません。また、制動装置(ブレーキパッド等、ブレーキ部品)の点検・整備(分解整備)は、国の認証を受けた工場でしかできません。*⁴ユーザー車検という手はありますが、やはり、分解整備のできるプロショップに依頼することを強くおすすめします。

 

 

*⁴ユーザー車検とは、自動車の使用者が自ら運輸支局等に車両を持ち込んで受ける車検のことです。業者に依頼せずに、自分でユーザー車検をおこなうには、車の点検・整備に関する専門的知識が必要です。

 

 

しかし、プロショップといっても多くあり、いったいどこに頼めばよいのか悩むことがあるかもしれません。

 

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いかがでしたでしょうか。

ブレーキは自動車を構成する重要な部分です。しっかりメンテナンスしているかどうか、作業記録などを確認し、自分で把握しておくことが安全で快適なカーライフを送るうえで大切なこととなります。

快適なカーライフのためにも、この記事で紹介したコツを押さえて、楽しく賢くメンテナンスしましょう。10年後の査定に泣くか、笑うか、あなた次第です。

 

 

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