最近よく話題になる運転免許の自主返納。運転に自信がない、家族に運転をやめるようにすすめられた、高齢者による交通事故のニュースをみて気になっている、という意見がある一方で、車がないと買い物にも通院にも困る、まだまだ自分の運転は大丈夫だろう、という意見もありますよね。自分だけでは決められない重要なことなので悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
今回は、実際に運転免許の自主返納をした方の色々なデータをご紹介します。運転免許自主返納をしたときの年齢や運転免許返納の理由、身分証明書として使える運転経歴証明書発行数の年別推移、愛車の処分に便利な方法などをまとめました。ぜひ参考にしてください。
日本では現在、年齢による運転免許返納の義務はなく、運転免許返納をするとしてもあくまで任意・自主返納です。
私たち会宝産業は年間通して多くのお客様からお車を買取りさせていただいていますが、運転免許返納の際に愛車を処分したいという高齢のお客様も多くいらっしゃいます。その中でも特に多いのは、自身のお子様から運転免許を自主返納して欲しいと言われて車を手放すという理由で来店されるお客様です。
実際に運転免許返納をしている方々の年齢の割合はどうなのでしょうか?警察庁から出ているデータをみてみましょう。
2020年の申請による運転免許の取消件数は全体で552,381件です。5年前の2015年は全体で285,514件だったことを考えると約2倍です。
これは、昨今多発しニュースでも多く取り上げられている高齢者による交通事故の増加、そしてそのたびに運転免許自主返納について考える機会となったみなさんの意識の高さが表れているようです。
つぎに、その内訳をみてみましょう。全体の約50%の方が70歳~79歳で、ついで約35%の方が80歳以上で運転免許返納をしているようです。これをみると、70歳を超えると運転免許の更新の際に高齢者講習が必要になることも運転免許返納のきっかけになっていると言えるのかもしれません。
出典:運転免許統計(令和2年版)・警察庁
2011年から2020年までの10年間に運転免許の返納をした人数の推移をみてみましょう。
2011年に運転免許の自主返納をした人の合計は72,735人です。それから10年後の2020年、運転免許の自主返納をした人の合計は552,381人にのぼります。
このデータからも、その数がおおむね右肩上がりであることがわかります。
テレビ等で運転免許返納についてみたり聞いたりして、家族と話し合う機会を持ったという方も多いのではないでしょうか。
・運転に自信がない
・不安がある(うっかり事故が怖い、違反したら嫌だから)
・年齢(自分の中で80歳になったらなど、節目を決めている)
・認知症の兆候が出てきたため
・からだの衰えを感じて(視力・動作・反応が鈍くなる)
・家族(息子・娘)から進められて
・ニュースで高齢者(同年代)による事故が多いから
・車の廃車と同時に返納(車が古かったため同じタイミングで返納)
・操作に誤りがある(アクセル・ブレーキの踏み間違いなど)
・今までできていたことが出来なくなった(車庫入れがうまくできない、擦る・ぶつけるなど)
・公共交通機関が発達したから
運転免許自主返納後5年以内の方なら申請することができ(料金1,100円)、以後ずっと身分証明書として使用できます。これを提示することで割引対象になる各種施設などもあるようです。
各市区町村によって対象年齢・支援内容はことなりますが、交通機関の定期券・回数券の助成金が出るところもあれば、毎月一定の補助金が配布されるところもあります。
※詳しくはお住まいの市区町村へご確認ください。
ここで、2011年から2020年までの10年間の運転経歴証明書発行数のデータをみてみましょう。10年前の2011年に運転免許の自主返納をした人の合計72,735人のうち、運転経歴証明書の発行を申請し交付された人の合計は29,202人です。これはこの年の運転免許返納者数の約40%です。
そして2020年に運転免許の自主返納をした人の合計552,381人のうち、運転経歴証明書の発行を申請し交付された人の合計は496,556人です。これはこの年の運転免許返納者数の約90%にのぼります。このことからも、近年は運転経歴証明書が身分証明書として広く浸透していることがわかります。
出典:運転免許統計(令和2年版)・警察庁
運転をしなくなるので必然的に交通事故にあうリスクが減ります。
自動車を所有していると必ずかかる管理維持費があります。日々のガソリン代や定期的にするオイル交換等のメンテナンス費用だけでなく、毎年かかる自動車税や、2年または3年に1度ある車検費用、自動車の任意保険費用は決して安くないものですよね。車種にもよりますが、管理維持費が安いとされる軽四自動車でも税金や任意保険料だけで数万円は必要です。
いままで買い物だって気軽に行けていたのに…、病院に通院するにも周りの助けが必要になる…というのはよくある困りごとですよね。
地域によっては車がないと生活できない、友人や家族に車を出して欲しいと気軽に言いづらいという方も。運転免許返納のメリット・デメリットをしっかり理解した上で、自分だけでなく周りと話し合い決めるのがよいでしょう。
運転免許返納は最寄りの運転免許センター、もしくは居住地を管轄する警察署の窓口・庁舎で申請することができます。
運転免許センターで返納を行う場合は免許証のみ持って行けばよく、警察署・庁舎で行う場合は場所によっては証明写真が必要な場合もあるようなので事前に準備しておくと安心ですね。
また、少し必要な書類は増えますが、代理人が返納手続きを行うこともできるので、入院などの理由でご自身での運転免許返納をすることが難しい場合は活用するとよいでしょう。
運転免許を返納する決心がついたら、次に気になるのは愛車の処分方法ではないでしょうか。長年行動を共にしてきて思い出の詰まった愛車。売るのか、親戚等に譲渡するのか、廃車するのか・・・。愛車の処分に迷ったら、私たちにご相談ください。
日本の車はその品質の良さ、インフラ整備の良さ、ユーザーによる行き届いたメンテナンスから、中古車・中古部品として海外では大変人気で需要が高いのをご存じですか。私たちは、日本国内だけでなく海外にも多数の販売ネットワークを持っています。
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運転免許返納を決めたときには、ぜひ相談ください。一度お問い合わせいただくだけでも大歓迎です。
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